取組紹介

うどんまるごと循環プロジェクト
コンソーシアム(企業、自治体、NPO、学校、農家、ボランティア等)
第1回グッドライフアワード
活動拠点:
香川県高松市
WEB:
 
Facebook:
https://www.facebook.com/udon0510

取組の紹介

これまで、モノの豊かさの代名詞である「大量生産・大量消費・大量廃棄」の生活を送ってきました。この生活消費スタイルを維持するため、石油などの化石燃料をはじめとする膨大なエネルギーを消費しています。今、環境負荷の少ない「資源循環型」の意識に転換し、新たな価値観にしたがった社会を創り、本当の意味での持続可能な循環型社会のシステムを構築していくことが求められています。

小さな取組ではありますが、私たちははじめました。
「うどん県」宣言のPRで全国的にも話題になった香川県では、「うどんはこしが命」とばかりに時間が経てばうどんが廃棄されています。廃棄物を減らすという課題を少しでも解決するため、プロジェクトでは、廃棄処分されているうどんは「資源」であるという新しい発想、価値観に基づいた構造と仕組みが必要であると考えています。

この目的を達成するため、自治体、企業、NPO、ボランティア等によるコンソーシアムを創り、新しい協働の循環型社会づくりを進めるべく活動しています。また、化石燃料の代替燃料として、バイオマスエネルギーを使用して地球温暖化防止に貢献することが大きな役割です。

本プロジェクトの基本コンセプトは、「うどんをまるごと循環させる」。
「うどんでうどんを茹でる」「うどんからうどんを作る」を合言葉に、うどん残渣でバイオエタノールを作ってうどん屋さんでうどんを茹で、バイオガスでうどん発電を行い、そこで出た残渣を液肥にして小麦畑の栽培に使ってうどんを作るという、まさにうどんの誕生から再生までの「うどんづくし」。また、うどんの世界で循環させるというこの発想で、小中学生への環境教育や食育の分野での普及啓発を進めています。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

2013年は「うどん発電」が注目を集めました。2014年はプロジェクトの環(わ)を完成させる年となります。今年はうどんから出来た液肥「うどん液肥」を使って、香川県産小麦の栽培を行います。また、小中学校での環境教育をどんどん進め、市民参加による「うどん発電」で県民全体にプロジェクトを広めていけたらと思っています。

実行委員会からのコメント

「うどんはコシが命」の背後にある大量廃棄の現実。この価値観の転換に成功した素晴らしい取組です。コンソーシアムによる地域循環型の取組であるだけでなく、「うどんでうどんを茹でる」などの説明が、非常に好奇心をそそります。プロジェクトの環を完結させ、この取組が広く県内で行われることを期待しています。