取組紹介

三陸の海を取り戻せ!(三陸沿岸部復興・保全活動)
NPO法人三陸ボランティアダイバーズ
第1回グッドライフアワード
活動拠点:
岩手県大船渡市、釜石市、大槌町、宮城県女川町
WEB:
http://sanrikuvd.org/
Facebook:
https://www.facebook.com/sanrikuvd

取組の紹介

東日本大震災で津波は街を丸ごと飲み込み、そして海に引きずりこんで行った。漁業が盛んな三陸沿岸部では主幹産業の漁業復興が必須。そのためには漁港や養殖エリアに沈んだ瓦礫撤去が喫緊の課題だった。
地元漁師の要望でダイビングによる海中瓦礫撤去作業を開始。継続した活動とするためにNPO法人三陸ボランティアダイバーズを設立した。海中の瓦礫撤去だけでなく、漁業復興のために良好な海中環境の保全にも取り組む。以前から課題だった磯焼け(藻場の衰退)も津波後に生態環境が変化したため、悪化したエリアもある。瓦礫撤去と並行して定期的なモニタリング調査や、ウニの駆除等を実施。
ファンダイビングやホタテ、ワカメ等の漁業体験と同時に開催することで、ダイビングやアクティビティーとしての漁業を楽しみながら復興と環境保全に取り組めるため、全国からのダイバーが集まりリピーターが増えている。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

以前から地元の方々の海離れも課題となっていたが、本活動を機にダイビングライセンスを取得して自分たちの海に潜る漁師さんも現れた。
地元の方々に自分たちの海の価値を再認識し、一緒に活動できる機会を増やしていきたい。 

実行委員会からのコメント

ダイビングによる海中がれきと漁業体験を同時に実施することで、全国のダイバーの関心を集めるとともに、地元の方々の海への関心を取り戻す取組は、環境面での貢献だけでなく、復旧・復興や地域振興を加速する観点からも高く評価できます。将来、がれきのない海が取り戻され、漁業が栄え、多くの人が集まる海になる光景が思い浮かびます。
今後も、地元の理解や支援を得ながら、多種多様な体験メニューを整備するなどの工夫を行い、より多くの人々が参加できる魅力ある取組にして、三陸沿岸部の漁業復興や地域振興につながることを期待しています。