取組紹介

四季をまるごと体験ecoスクール
特定非営利活動法人 子どもの森
第3回グッドライフアワード
活動拠点:
宮崎県東臼杵郡門川町(廃校となった小学校分校)
WEB:
http://www.kodomonomori.info
Facebook:
https://www.facebook.com/npo.kodomonomori

取組の紹介

地域の小学生及び保護者を対象にした食と環境を切り口にした体験型環境学習です。同一の参加者が、年間を通して、四季折々の自然環境を遊びや観察等から学び、麦栽培等の農業体験をします。
遊びや観察等から、人間を含む生き物すべてが自然の中で育まれていることを実感し、自然を大切に守る気運を高めます。
農業体験から、自分たちで作った食材料からパン作りを経験し、輸入に頼らなくても食が可能であることを実感し食品の輸入による過大な輸送エネルギーを減少させることで、地球環境への負荷を少なくした生活を実践してもらうための気づきを促します。
今年で5年目(5期目)となるプロジェクトでは、竹イカダによる河川清掃、川の生きもの調査、昆虫観察、大豆栽培・収穫、豆腐作り、家庭生ごみから畑の堆肥作り、小麦栽培・収穫・脱穀、石臼での小麦挽き、海水から塩とニガリ採り、自然酵母作り、自分たちの作った材料でパン焼き等を行ないます。

活動のきっかけは?

私たちの住んでいる地域の環境は、ここ40、50年で激的な変化が起こっています。山は切り開かれ宅地造成が進んで、子どもたちのすぐ近くの遊び場であった里山がなくなりました。水遊びができた川や海は遊泳ができないほど汚れてしまいました。地域の小学生とその保護者に対して、四季を通した自然体験や農業体験から自然の大切さを理解し、将来の自然環境の守り手に育ってもらえるような環境教室を開催しようと思いました。

問題解決のために取り組んだ方法

年間を通して同一参加者による環境教室を開催するノウハウと必要備品等がなかったため、行政職員と当団体のスタッフが一緒になって、年間のプログラムを意識した1年間の準備活動を実施しました。この準備活動により年間を通した環境教室のノウハウ蓄積と必要となる資機材等の準備ができました。この1年間の準備活動後に、初回の「四季をまるごと体験ecoスクール」を開催することができました。

今までの成功のポイントは?
  • 専門的知識技能を有している方々の協力(ネイチャーゲーム、ダンボールコンポスト、昆虫観察)
  • 年間10回以上の開催と年6回以上の準備活動へのスタッフの積極的な参加
  • 助成金の確保(プロジェクトには資金が必要)
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

毎年20人から25人と参加者は少ないのですが、四季をまるごと体験ecoスクールに参加した小学生及び保護者が、身近な自然を大切に考えた行動をとり、できるだけ地域で作られる農作物を食べることで、地球環境への負荷をできるだけ軽減してもらうこと。その取り組みを家庭や地域で広げて行ってくれることを目指しています。今後も、身近な自然を大切に考え地球環境への負荷を軽減していく人材を育てて行きます。

プロフィール

自然環境の源である森をつくり守るために、広葉樹を植樹して下草刈り等の育林作業を実施しています。また、将来環境の守り手となる次の世代に対して、森林や河川等を活用しての環境プログラムとして、ネイチャーゲーム・ドングリの苗育て・樹木観察・講演会・椎茸栽培などの体験型講習を開催して、環境問題に取組む活動を行っています。また、地域問題を解決する有効手段である協働についても推進しています。

実行委員会からのコメント

同じ子どもたちが、年間10回以上のイベントに継続的に参加するという取り組みです。自然観察から農作業などの体験プログラムまで、幅広い内容の楽しい体験は、参加した子どもたちにとって、人生の宝物になることでしょう。