取組紹介

耕作放棄地を活用した食育プロジェクト「いきものみっけファームInながの」
株式会社ミールケア
第3回グッドライフアワード
活動拠点:
長野県長野市
WEB:
http://www.mealcare.co.jp/

取組の紹介

日本の美しい食文化を伝える育みの場として、長野市北部にあるかつてリンゴ狩りで栄えた国道18号沿いアップルラインの再生に向けて、一部自社で敷地を取得し周辺の整備をしてきました。(約1万坪)この耕作放棄地を子どもたちの農業体験の場「いきものみっけファームINながの」として再活用をするために、ミールケア社員が数年間かけてかまを持ち、荒れた土地の草取り、石ひろいなどを行い、有機質の肥料を入れ土壌改良し、子どもたちが安心して作業できる土作りをしてきました。そして、その畑に大豆や麦、芋などの野菜を作付けし、新たな農園へと変革をしてきました。食と農の心の故郷をコンセプトにした食育の場「みーるんヴィレッジ」を創るため、ミールケア全社あげて社会貢献活動(CSR)に1100人の社員が何らかに取り組んだ活動をしています。活動は年間5回行い、家族で、野菜の作付け体験、収穫体験、調理体験、劇団鑑賞に参加し環境食育を学んでいます。

活動のきっかけは?

創業以来「食」を事業としてきた弊社が、食の安全・安心を追及するためにも食と農と地域を守り伝えなければならないと考えています。また、受託給食や外食事業において使用される食材もまた本物でなければ食べる人々にとっての幸せに繋がらないと考えました。そのために、耕作放棄地を活用した自社農園での地域農産物の生産、農園体験、いきものみっけファーム活動、食育活動などを通じて地域貢献活動を進めてまいりました。

問題解決のために取り組んだ方法

「いきものみっけファーム」は、環境省の「いきものみっけ」から派生した民間事業です。ミールケア考食師が主軸となり(財)日本環境協会や、信州大学、栄養士会、幼稚園協会などと協働し、子どもたちが資源循環型の田んぼや畑を作り、生き物のにぎわいと、安心で安全な食べ物を育てる農園活動です。家族と一緒に土に触れ、取れたての野菜を食べるなど、年5回のイベントを企画し、毎回200人以上の家族が農業体験をしています。

今までの成功のポイントは?
  • 企業理念をベースに全社員が一丸となり「地域を元気にしたい」という強い思いが行動となり団結でき、自社だけでなく地元の保育園や農業生産者、大学、自治体などとの良き連携が取れたことで協力した活動になった。
  • 事業の柱である食育活動をとおして、子どもたちへの農業体験の活動が、土に触れ、食材を育て、調理して食べることから、食への興味を持ち好き嫌いのない元気な子どもを育てる環境ができた。
  • 耕作放棄地を「再生」し畑にする活動が、地元農業生産者や地域の方に認めてもらい喜んでもらえていることです。新たな人を呼び新しい地域活性の糧となり会社が新たに始める「ヴィレッジプロジェクト」につながった。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

ミールケアの使命は「日本の美しい食文化を未来に伝えます」と掲げています。その為に私たちに出来る事、それは食育活動をとおした「教育」と、住みやすい地域を創る「環境」活動です。この地にミールンヴィレッジ創り、広げることで、子供から大人までが学び触れ合える心の故郷を創り、これからの日本を元気にする種を植え、育てていきます。そしてこの場所から、全国・世界に日本の良き食文化を発信していきます。

プロフィール

株式会社ミールケア(平成2年12月設立)は幼稚園・保育園、福祉・医療施設等の受託給食や外食店舗を事業とし、地域の人達の健康と幸せを作るお手伝いをしてまいりました。近年では、とくに幼稚園・保育園給食サービスが事業の主要な位置づけとなっており、子どもたちに本物の食を通して「日本の美しい食文化を未来へ伝える」ことを使命としています。幼稚園、保育園の受託数は全国に250ヶ所に広がっています。

実行委員会からのコメント

企業の社員の方々が、耕作放棄地に鎌を持ち草を取り除き、石拾い土壌改良を行うなど、新たな農園を作り上げたという努力と地域貢献の心に感動しました。また、地元のこどもたちや大学、自治体等と協働で農園体験を行っているところに活動の広がりを感じます。これからもこの取組を継続して、協働の輪を広げていっていただきたいです。