取組紹介

JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」
NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク
第3回グッドライフアワード
活動拠点:
岩手県下閉伊郡山田町
WEB:
http://www.kodomono-mori.net

取組の紹介

全国の幼稚園・保育園の子どもたちが取組む「東日本大震災」の緑の復興支援活動です。一年目、東北の保育園の子どもたちが“どんぐりℽを拾い、全国の幼稚園・保育園に届けます。二年目、東北の“どんぐりℽを、全国の幼稚園・保育園の子どもたちが苗木に育て、三年目、津波で被害を受けた被災地に植えられます。本活動が目指すことは三つです。1.“どんぐりℽを育てる活動を通じて東北の子どもたちと全国の子どもたちが“どんぐりの絆ℽで結ばれ、「共生の心」を育んでくれること。2.東北の“どんぐりℽによる被災地の生物多様性的な森の再生活動の意義を体感してもらうこと。3.そんな小さな子どもたちの環境活動を、「グリーンウェイブ」を通じて、世界の子どもたちの環境活動に繋げること。現在、活動には67園の幼稚園・保育園が参加し、毎年、約3000人の園児が活動に参加しています。2014年には、岩手県山田町で第一回目の植樹会が開催されました。

活動のきっかけは?

「東日本大震災」以降、人々のライフスタイルは「共生」に大きくシフトしつつあります。被災地の人たちが、大きな悲しみと引き換えに学んだ「共に生きる心」と生物多様性的な自然環境の大切さを、これから持続可能な環境の時代を生きていかねばならない幼児期の子どもたちに活動を通じて伝えたいと思います。「共生の心」こそ「環境の心」の基盤であると考えるからです。

問題解決のために取り組んだ方法

1.活動のコンセプトワークを、特別協賛企業「日本郵政グループ」と共に徹底的に行いました。
2.活動開始前に、活動拠点である津波で大きな被害のあった岩手県山田町を何度も尋ね、地元の保育園、地元行政、地域の人たちとの交流とコミュニケーションを深め、しっかりとした活動の基盤づくりを推進しました。3.活動の仕組みについても、あらかじめ想定したものではなく、被災地の復興の事情を十分に反映した仕組みに仕上げました。

今までの成功のポイントは?
  • 活動拠点である岩手県山田町の保育園や地域のひとたちと、しっかりとした交流関係が構築できたこと。
  • 活動のミッションに共感を得ることができ、JP子どもの森づくり運動が構築した幼稚園・保育園の全国ネットワーク、及び特別協賛企業、日本郵政グループネットワークからの大きな共感と支援を得ることができたこと。
  • 活動当初より、戦略的なメディアリリースの発信による積極的な情報発信に務め、大きな成果(NHK全国放送、他)をあげることができたこと。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

子どもたちの「環境心」は、「共生の心」を基盤として育まれます。そんな心を育む本活動が、全国の幼稚園・保育園における幼児環境保育のスタンダードとなることを目指し、活動を大きく拡げたいと思います。

プロフィール

子ども本来の「生きる力」と健全な資質を育むことを目的に、幼児期の五感に訴求する本物の自然と環境体験を提供することをミッションとして2008年に設立。幼稚園・保育園を活動拠点とする。
特別協賛:日本郵政グループ 協力団体:国土緑化推進機構 全国私立保育園連盟 日本森林インストラクター協会 他

実行委員会からのコメント

日本には子供が生まれると木を植えるという古くからの習慣もあります。この取り組みでも子供たちの数だけ木を植える、おそらくこれに関わった子供たちは自分の苗がどこに植わって、どのように育っているのかをずっと気にしていると思います。子供が育つとともに木が育つという、そういう関係がとてもよく見えてくる、とても楽しい取り組みだと思います。