取組紹介

子育てのお母さんを支援しよう!
静岡市沼上資源循環学習プラザ
第2回グッドライフアワード
活動拠点:
静岡県静岡市
WEB:
http://www.shizuoka4r.jp/numagami/

取組の紹介

当施設では、マタニティウエア・ベビー服・子供服などのリユースマーケットを平成23年から開催し、これまで延べ4587人の市民に利用されてきた。本事業の目的は単なるリユース啓発の普及ではなく、これからの循環型生活のあり方を考えていただくことにある。子育てを終えた主婦が次の子育ての主婦を支援する本取り組みは、地域が育む循環型支援の一例を示すものである。品は全て市民からの提供物で市民には無料で配布される。

活動のきっかけは?

少子化が著しい日本の社会情勢の中で、子育てに奮闘している主婦を支援したいという思いと、市民が助け合う中で地域単位の循環型生活が静岡市に定着することを期待してのことである。また、現在のような人間関係が希薄な時代では、未使用な衣類であっても他人に衣類を提供する機会も少ないことから、ごみとして処理されることが多い。本取り組みを行えば、子供服を通して人と人の繋がりができると感じたからである。

問題解決のために取り組んだ方法

リユースマーケットでは、リユースに関する市民意識の醸成を図る目的から参加者に4Rに関するアンケート問題に答えていただくことにしている。また、提供品は子育てを終えた市民の無料提供であることを周知し、次には参加者が提供者になるお願いを広報や会場を訪れた市民にアナウンスしている。

今までの成功のポイントは?
  • 申し込みを往復はがきで事前受付にしたことで、参加者をグループ分けでき、会場運営が容易となった。
  • 開催日を参加しやすい祝祭日や土曜日としたことで、親子の参加者が増えた。
  • 提供品は全てアイロン掛けし、汚れはできる限り落としたことで、提供品の見栄えが良くなり参加者に喜んでもらえた。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

本取り組みを通して、市民自らが地域で取り組める循環型社会のあり方を考える機会となれば幸いである。今後は、高齢者の衣類や生活に必要なリユース品の提供を行うことができれば高齢化社会の一助になるものと思っている。

プロフィール

静岡市沼上資源循環学習プラザは、市内小学4年生の社会科見学の場所であり、訪問を受けた際は「静岡市のごみの現状とリサイクル」について解説するとともに、施設見学を通して「4R運動」を推進している。また当施設では、市民の環境意識の醸成を図る目的から「静岡市環境大学」を開講して環境学習リーダーを養成している他、各種環境学習講座も開講している。なお、昨年のグットライフアワードでは審査員特別賞を受賞した。

実行委員会からのコメント

不要になった子ども用の衣類を地域内で循環させることで、廃棄物の減少と子育て支援を同時達成している点が評価できます。多くの市民の方が利用しているようなので、今後も活動を続けていただくとともに、広く情報発信していただき、こうした取組が全国に広がることを期待しています。