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取り組み一覧

KUROFINE (Rewear Project)
株式会社 京都紋付
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
京都市中京区壬生松原町51-1
カテゴリー:
ファッション
WEB:
http://www.kmontsuki.co.jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/somekae.kmontsuki/
取り組みの紹介

古くなって汚れたり、黄ばんだりして使用できない衣類などを黒く染め変える事で、甦らせるアップサイクルプロジェクトです。

約100年間、京都で黒紋付を染め続けている黒染屋「京都紋付 御黒染司」が独自の技術「深黒加工」で深く鮮やかな黒に染め上げます。このプロジェクトは一般の方々の衣類を黒く染めるだけでなく、メーカーが廃棄処分してきた在庫なども黒く染めて新たなモノとして再生します。

又、色々な業種、団体と協業を行い、9月からは大手リサイクルショップ500店舗で染替受注を行ないます。伝統技術が継承されない昨今ですが、黒染技術を活用する事で技術の継承を行います。また捨てられてきた衣類などを染め替える事で廃棄物の減少も計れます。

現在、アパレルメーカーは、染め直すことを意識してモノをデザインしていませんが、染め直すことを意識してデザインすれば、センスの良い再生が可能になります。黒染めでかっこよく素敵にを再生しませんか?

活動のきっかけは?

消費者から衣類を黒く染めて下さいという要望があり、染めるとシミや汚れが消えて、全く新しい衣類になることに価値を感じ、染め替えのアップサイクル事業が生まれました。ホームページを起ち上げ事業化の準備をしている際にWWFジャパンから衣類を黒く染めて再生する「PANDA BLACK」プロジェクトの黒染を依頼できないかという提案があり、2013年10月染め替え事業「KURO FINE」がスタートしました。

問題解決のために取り組んだ方法

潜在的にニーズがある事に気づき、人々にプロジェクトを認知して頂く事に力を注ぎました。また、アパレル事業者に在庫を染替える事で新たな商品となる事を提案しました。
1、クリーニング店との協業 
2、リサイクルショップとの協業(セカンドストリート500店舗) 
3、デパートでポップアップショップの開催 
4、洋服のお直し屋との協業 
5、セレクトショップと協業 
6、アパレル業者へのプレゼン提案など

今までの成功のポイントは?
  • 着られない衣類を黒く染める事で新たな価値を持った物としてアップサイクルできた事。
  • 宅配ツールを利用したシステムなどお客様の利便性を考えている。
  • 独自(黒紋付きの技術)の黒染技術が卓越している。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

1、多くの人にシミ、汚れ、色が気にいらないなどの理由で使われていない衣類などを、黒く染替えたら 新しい価値を持った衣類に再生できることを知って頂き、黒染めでアップサイクルを楽しんで頂きたい。
2、デザイナーが染替えを意識したモノ作りをして、新品を販売する際に下げ札にQRコードを付け、携帯でよみ込んだら染替えた衣類の画像が見える仕組みを構築して、消費者が同じ衣類を染替えて二度楽しめる企画を広めたい。

プロフィール

創業以来、101年間日本の正装である黒紋付染を通して「京都紋付 御黒染司」は黒を極めてきました。「体を切ったら、黒い血が出てくるかもしれん。」先代荒川忠夫のこの言葉が、深黒加工という独自の技術を開発して究極の黒を完成させました。着物需要が減少する中で、京都紋付の心の底辺にある“和ℽに還る精神は永遠のテーマであり、昔ながらの技術と現代との融合を考え、未来に和の黒染を継承していきたいと考えております。

完成度の高い伝統技術を、リサイクルに活用することによって新たな価値を生み出し、製品として生み出した非常に興味深い取組です。異業種・組織との積極的なコラボレーションも活動拡大の大きなポイントとなっています。この取組が、全国に認知され広がっていくことを期待しています。
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