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取り組み一覧

相模湖・若者の森づくり
NPO法人緑のダム北相模
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
神奈川県相模原市
カテゴリー:
教育
WEB:
http://midorinodam.jp
Facebook:
https://www.facebook.com/midorinodam/
取り組みの紹介

本会は相模湖畔で荒廃する人工林を整備する森林ボランティアです。日本で初めてFSC国際認証(2015年までの10年間の認証)を取得、都市市民の森林整備への参加を促す体験学校をきっかけに現在では中高大学生が活動の中心となりつつあります。麻布大学を中心とするForestNovaは間伐枝打ちの森林整備だけでなくNHKのエコイベントや小学生対象の木工教室を行い、全国大学生環境活動コンテスト(2012)で準優勝、またその卒業生はプロの林業家になり、ForesToClassを結成し再び相模湖で活動をしています。中高生の活動は都内中学校部活動、その卒業生で構成され地球環境部と呼ばれています。やはり森林整備、森林GISやGPSを活用した所有林調査に加え、積み木の東京駅を東京駅でつくる、国連大でアンコールワットをつくるなど大きなイベントを成功させ、コカコーラ環境教育賞優秀賞(2012、全国2位)を受賞しています。これら若いメンバーで森づくりを行うのが相模湖・若者の森づくりです。

活動のきっかけは?

本会では森林体験学校を開催したところ、参加した中高生が継続的に参加するようになり、中高生のグループ、大学生のグループ、そのOBのグループと自分たちの整備区域をもち自分たちで計画、森林整備を行うようになった。主な活動は放置された民有林での間伐、枝打ちであるが、そのリアルな体験が子どもたちを夢中にし、また実際に放置された森を自分たちでよみがえられていく過程に大きな達成感と使命感を感じるようになった。

問題解決のために取り組んだ方法

中高大学生といえども、本会のフィールドはFSC国際認証林であったため、その施業には国際認証レベルが要求され、それがまた子どもたちを本気にさせている。1回限りの森林体験ではなく、自分たちが責任をもち、またまかされているという充実感を持たせるようにしている。一方、間伐などには大きな危険が伴うため、森林組合などのプロからも指導を受け安全にかつレベルの高い活動ができるよう準備を行っている。

今までの成功のポイントは?
  • 中高大学生が主体となって動くフィールドを用意している
  • 子どもだからこれくらいで、ではなく本気の山仕事、本気の森林再生を目指している
  • GISやGPSなどのデジタル機器など若者が得意とする分野も活動に取り入れ、ウェブなどでも成果を公開
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

現在のフィールドがある地域での理解、評価も高くなり、さらに新しいフィールド2つに取り組むこととなった。一つは大学卒業後林業のプロとなった20代と大学生が、やはり放置されてきた民有林の作業を始めている。また、中高生はやはり同地域のお寺の森で、相続により若い住職が自分の森を把握できないため、様々な資料や現地での測量などから所有林、境界線を探し、実際に森林整備を行っていく活動へと発展している。

プロフィール

1998年の8月に有志が集まって活動を開始、更に活動の幅を広げる事を目指して、NPO法人「緑のダム北相模」の設立申請を行い、2002年8月に認証を取得、「環境(森林)破壊という負の遺産を子孫に残してはならない」という理念のもとに、森林整備ボランティア活動を続けています。そして、2005年から2015年まで森林管理の国際認証であるFSC、FM認証をボランティア団体として世界で初めて取得しました。

中高生がとても楽しそうにボランティア活動をしているところが非常に印象的です。森の奥まで入っていき森林を整備している様子はたくましく心強く感じますし、取組を通じて責任感が生まれ、育まれていると感じました。子どもたちの成長のための環境教育としても素晴らしい取組だと思います。
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