取組紹介

6歳になったら机を作ろう!
6歳になったら机を作ろう!委員会
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
高知県長岡郡本山町、東京都品川区
WEB:
http://iko-yo.net/topics/desk

取組の紹介

川がきれいで田畑が耕せ川や海の幸がいただけるのは、山が生きているから。
しかしその山が今危ない状況になっています。
植林した常緑の杉や檜などが生い茂り、落葉が減り下草も生えず、山が本来持つ保水力や浄水力が失われつつあります。

プロジェクトでは高知県本山町に集まった親子に紙芝居でこの事を伝え、山の神に手を合わせた後、間伐を行います。のこぎり一本で木に対峙し親子で切り倒します。約2ヶ月で木を乾燥させ加工し、再び親子で集まり学習机を作ります。

協力して木を倒し机を作ることで親子の絆を深め、物を大切に使う心をはぐくむ。
山のおかげ、山を守る人のおかげで豊かな生活がある事を知り、おかげさまの心をはぐくむ。

2014年開始以来、机作りのみ(間伐は不参加)参加の方も含め、のべ77組の親子に参加いただきました。

この取組みが各地に広まり文化となって根付けば豊かな国が次世代に継いでいけると考えています。

活動のきっかけは?

次世代を担う子供達に、学校教育だけではなく人や自然と触れ合い様々な経験を通してもっと広い意味で学ぶ機会を持ってほしいと考える「いこーよ」。
次世代に元気な山を残し豊かな生活をつなぎたい。その為に山の本当の価値を多くの人に知ってもらうとともに、山にかかわる者が考え工夫して経済的にも循環する山を創っていく必要があると考える「ばうむ」。両者が出会い、「6歳になったら机を作ろう!」がスタートしました。

問題解決のために取り組んだ方法

2014年から毎年9~11月に高知県長岡郡本山町で間伐を行い、乾燥期間を経て1~3月に机作りを実施。
間伐では木の切り方はもちろん、山の保水・浄化作用、川や海との関係などを子供達に教え、山や山を守る人のおかげで豊かな生活がある事を伝えます。
机作りでは電動ドリルなど大人が使う工具も使って木材を加工し机を仕上げます。
この一連の過程で多くのおかげさまに触れながら「やればできた!」の体験を繰り返します。

今までの成功のポイントは?
  • 山から材料を調達し学習机が完成するまでを、実際に自分で見て、触って、加工して、組み立て、一通り体感できること。そして、その過程で多くの人の助けを借りたくさんのおかげさまに触れられること。
  • 親子が机を完成させるという同じ目標を追いかけて協力し困難を乗り越え喜びを分かち合えること。その完成品である学習机が、子供のパートナーとして自宅で長く活躍すること。
  • 適正な費用をいただくことができ、プロジェクトが黒字化し継続可能な活動となったこと。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

6歳になったら机を作ろう!プロジェクトは、将来的に全国各地で開催したいと考えています。
各地域にその地域の川や海、田畑を支えている山が存在するので、その山の木を活用して子供達が自分の学習机を作る体験、そしてそこから多くのことを学ぶ経験を広めていきたいと考えています。
この体験を通して自然の恵みや人の助けを知り、多くのおかげさまに触れた子供達が、次世代にいい形でバトンをつないでいくことを目指しています。

プロフィール

2014年に発足。ばうむ合同会社と「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社の共同企画。
高知県本山町の木材加工会社、ばうむ合同会社が間伐や机製作の指導をし、
親子のおでかけ情報を提供する「いこーよ」が体験イベントの企画・PRを担当。
先達からいただいた豊かさを次世代に残していきたい、そのためにも子供達に未来を自ら創っていく力をつけてほしい。そうした想いをもって、それぞれの強みを生かし活動しています。

実行委員会からのコメント

山と森林の大切さを子どもたちに理解してもらうために、こういうやり方もあったのか、と気づかされました。親子が一緒に活動することで、楽しい思い出になるとともに、山の価値を知りものを大切にする心を育むグッドライフな取組です。