取組紹介

台所からはじまる食システム”ローカル フード サイクリング”
NPO法人循環生活研究所
第5回グッドライフアワード
活動拠点:
福岡県福岡市内
WEB:
http://www.jun-namaken.com/
Facebook:
循環生活研究所

取組の紹介

資源である生ごみが焼却処分され地域内での人と人、人と食の関係が希薄になっている。地域単位での、コンポストを起点とした「ローカル・フード・サイクリング(LFC)システム」(生ごみを野菜に変えるサービス)をつくり環境と福祉、地域の健康をつなげます。【1】コミュニティコンポスト(ベランダでできるミニサイズのコンポストに生ごみを投入/手軽・交換期間が選べることで参加率向上)【2】自転車回収(若者の新しい仕事:コンポストクルー/コンポストを交換し、応談することで虫の発生やモチベーションダウンを防ぎコンポストの継続を画期的に高めた)【3】コミュニティガーデン(コンポスト還元農地・教育の場づくり)【4】ローカルマーケット(地域でできた新鮮で安全な野菜を買うことができる)【5】LFCスクール(教育の構築・コンポストクルーの育成等/自分ゴト化・担い手の育成)【6】研究会(裏付け・評価/公正性・移転の対応)

活動のきっかけは?

20年間生ごみを中心に堆肥化を推進し、ダンボールコンポストが画期的に広まったが継続率の向上や参加率はまだ低い。生ごみは栄養素を含み輸入に頼っている枯渇資源であるリン酸も含んでいる。この生ごみを100%資源化させるために、実績を活かし、顔が見える距離(半径2km)での栄養サイクルづくりを立ち上げた。これからの継続可能な地域社会づくりの肝になる研究会を始め、ローカルフードサイクリングシステムを考案した。

問題解決のために取り組んだ方法

地域単位で生ごみが美味しい野菜に変わる持続可能な社会の実現、生きる力を育む教育サービス・若者の雇用の創出と地域経済の活性化の実現を目指す。コンポストの継続率を上げるために、コミュニティ化し、コンポスト改革で誰でも参加できる仕組みをつくる。地域単位で、SDGs(持続可能な開発目標)への具体的なアプローチができる。参加世帯の増加、ごみ減量による行政のごみ処理コストの削減、活動の現金化、緑地面積の増加が見込める。地域単位のLFCシステムにより、地域で安全でおいしい野菜を食べる人が増える。同時に、雇用のための教育の場としてLFCスクールを立ち上げる。また、健康増進に伴う医療費の削減に共助サービスとしての地域定着に向けた法令・制度改革を実施していく。ステークホルダーの拡大と他地域で展開させていく。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

地域単位で生ごみが美味しい野菜に変わる持続可能な社会を実現させるため、生ごみをこれまでの「行政サービス」から、「生ごみ共助サービス」へと移行させる仕組みを開発し、10年後に公的機関に戻す。生ごみを焼却処分せずに100%資源化するための研究・教育シラバスの開発、実践・実証・提言化を実施していく。現在の都市型モデル(住宅街)からオフィス街屋上タイプや高齢者住宅地へと拡げていく。

プロフィール

地域で生活に必要なものが循環する生活を循環生活と名付け普及啓発しています。地域単位での、コンポストを起点とした「ローカル・フード・サイクリング(LFC)システム」(生ごみを野菜に変えるサービス)をつくり環境と福祉、地域の健康をつなげます。住民による住民(受益者)のための持続可能な共助社会づくりを目指しています。