取組紹介

学生が発信!食べ物の「もったいない」を知って、学んで、減らそうプロジェクト
フードバンクかごしま学生チーム
第2回グッドライフアワード
活動拠点:
鹿児島県鹿児島市
WEB:
http://ksnk.org
Facebook:
https://www.facebook.com/foodbank.k

取組の紹介

まだ食べられるのにも関わらず様々な理由で廃棄される食品を食品関連企業から提供いただき、福祉施設や生活困窮者の支援団体などへ届けるフードバンク活動を通して「食品ロス」の削減に取り組んでいるなかで、本プロジェクトでは、家庭内から排出される「食品ロス」削減をより身近な問題として主婦や子どもだけでなく広く一般市民に周知するために、鹿児島県内の大学生を中心に新しいアイデアで取り組んでいます。

活動のきっかけは?

フードバンクかごしまが施設に届ける食品の多くは企業からのものです。しかし、そうした「もったいない」食べ物である食品ロスは、企業だけではなく家庭からもたくさん出ており、その量は日本で一年間に出る食品ロスの約半分です。特に九州は食品ロス率4.5%と、全国と比べても多くの食べ残しや期限切れの食品などが捨てられています。家庭から改善していくために、学生として何かできることはないかと考え活動を始めました

問題解決のために取り組んだ方法

まずは食品ロスとは何かを多くの人が知って改善につなげられることが大切です。そこで子どもからお年寄りまで楽しく学べるように「フードバンククイズ」を作成しました。様々な食の問題と一緒に、生活の中で見直したいポイントなども紹介しました。
また、施設の子どもたちに食品を届ける「フードバンクツアー」では、提供する食品を使って一緒にお菓子作りをしました。食育やそこから学ぶ食への感謝も食品ロス改善につながります。

今までの成功のポイントは?
  • 環境、福祉、防災、教育など、フードバンクを取り囲む多種多様な社会課題によって、学部や興味関心はそれぞれ違っても、フードバンクの活動に参加し協力したいというたくさんの学生が集まったこと。
  • 学生ならではの自由な発想や行動力を活動に取り入れていけたこと。例えば、企業から寄贈されたホットケーキミックスの粉を使って福祉施設の子どもたちと一緒にクッキーを作りながら食の大切さを伝えました。
  • 食品ロスの問題に学生が取り組むということはこれまでなかったが、そのことで行政や企業、一般市民など多様な主体を巻き込んで活動に参加させることができたこと。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

食品ロス改善のための取り組みの中で、食育や福祉の向上、資源を大切にすること、食料自給率アップにもつなげていくことができます。一つの問題を解決することでうまれる様々なプラスの波及を続けるためにも、これからも日々のくらしを多くの人が見直していけるような取り組みを提案していくことが必要だと思います。その方法の一つとして、「もったいない」を活かしたレシピを考え、エコクッキングを実施できればと考えています。

プロフィール

フードバンクかごしま学生チームは、鹿児島県内の大学生を中心に、2012年11月に活動をスタートしました。現在では約70名のメンバーが所属しており、学生同士での企画ミーティングを通して、これまでに鹿児島の茶葉を被災地へ届ける活動やイベントなどを通じて一般の方々に食の大切さや「食品ロス」の削減などの周知をしてきました。学生だからこそできるような新たな取り組みをめざして活動を行っています。

実行委員会からのコメント

食品ロスの削減に取り組みつつ、福祉施設や生活困窮者への支援を行うことで環境問題と社会問題を同時達成する素晴らしい取組です。斬新なアイデアを持つ学生が主体となって行うという点に発展性を感じます。今後も様々なアイデアを考案されることを楽しみにしています。