取組紹介

Green Down Project
一般社団法人 Green Down Project
第3回グッドライフアワード
活動拠点:
三重県多気郡明和町
WEB:
http://www.gdp.or.jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/greendownsycle

取組の紹介

羽毛(ダウン)は、洗浄することで品質が向上するため、再利用に適した資源である。パートナーである株式会社河田フェザーでは、洗浄によって再生した羽毛を「Green Down」として、羽毛製品メーカーに利用を呼び掛けている。2014年には、総合アパレルメーカーの株式会社三陽商会から「Green Down」を使用したダウンコートが発売されている。近年、羽毛がリサイクルできる素材であることに対し、事業者のみならず消費者、報道機関からの関心は非常に高まっており、多くの問合せがある。そこで、この取り組みに共感する企業を募り、羽毛製品の適正処理・再資源化のためのシステムづくり、リサイクル羽毛の品質基準設定、生活者への周知・啓発をすすめることを目的としGreen Down Projectを設立した。今年度も多くのパートナー企業による羽毛の回収が実施され「Green Down」を使用した製品が発売される。

活動のきっかけは?

羽毛は繰り返し使える丈夫な素材でありながら、日本では羽毛製品が寿命をむかえるとそのほとんどが使い捨て、つまり「ごみ」と出して処分されてきた。 羽毛の世界的需要増加と原料不足による、需給バランスが崩れている昨今、安心・安全品質の羽毛を安定的に提供することが難しくなっている。これらの課題と課題を繋ぎ、資源の再生と循環を生み出すことで解決することを目指している。

問題解決のために取り組んだ方法

・回収に協力していただける協力会員の拡大(19会員)
・回収拠点の整備(全国に125ヵ所以上)
・イベントなどでの啓発活動・回収強化(ロハスフェスタ、エシカルファッションビレッジ、アーバンリサーチドアーズ/TINY GARDEN FESTIVAL、ユニー/生誕45周年記念、イオンタウン名西/環境フェスティバルなど)
・赤い羽根共同募金会との連携による回収(羽毛製品の買い取り金額を共同募金に寄付)
・学校等での羽毛の集団回収の実施

今までの成功のポイントは?
  • 集団回収への協力や各種イベント、店頭等での啓発活動
  • 羽毛製品を扱う企業などがプロジェクトに参加して店頭などで回収を実施
  • 一つの課題解決だけでなく複数の課題を解決できる価値ある取り組み
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

回収した羽毛を洗浄して資源の有効活用を目指すとともに、二酸化炭素の排出や廃棄物の削減を進める。回収された羽毛製品の解体作業を障がい者の仕事として行っているが、今後はよりいっそう障がい者の就労支援へとつなげていきたい。
そのために「Green Down」は清潔で安心して使用できることを広く社会および生活者に知ってもらい、回収と再利用への取り組みを浸透させていくための活動を行っていく。

プロフィール

2014年6月5日 羽毛製品の適正処理・再資源化のためのシステムづくりやリサイクル羽毛の品質基準設定や周知・啓発をすすめるための組織の設立に向けた準備会発足
2014年度 設立準備会を6回開催
2015年4月3日一般社団法人Green Down Project設立

名称:一般社団法人 Green Down Project
組織形態:一般社団法人
設立時社員:3名
理事:3名 監事:1名
代表理事(理事長):長井 一浩
参加企業・団体数(2015年10月現在) :20

実行委員会からのコメント

多くの企業が参画し、羽毛の再資源化を行い廃棄物の削減に取り組んでいるところが素晴らしいです。また、この羽毛を回収し、再資源化するまでの間の羽毛製品を解体する作業は、障がい者の方々が実施しており、社会の持続可能性も見据えた活動となっています。この循環の輪が、どんどん広がってくことを期待しています。