取組紹介

SEA TO SUMMIT
SEA TO SUMMIT連絡協議会
第3回グッドライフアワード
活動拠点:
広島県江田島市、北海道東川町・大雪山国立公園、新潟県佐渡市、秋田 県・山形県 鳥海国定公園、大阪府河内長野市、京都府中丹地域、鳥取県・大山隠岐 国立公園
WEB:
http://www.seatosummit.jp/

取組の紹介

「SEA TO SUMMIT」は2009年、鳥取県の皆生・大山で初めて行われた環境スポーツイベントです。7年目となる2015年は広島県(江田島)、北海道(大雪 旭岳)、新潟県(佐渡)、秋田県・山形県(鳥海山)、大阪府(奥河内)、京都府(由良川 大江山)、鳥取県(皆生・大山)で開催されます。
海(湖、川)、里、山を舞台に行われる「SEA TO SUMMIT」は単に人を集めるだけでなく、自然を感じ、環境について考え、地域の人々にも自分たちを取り巻く自然環境を再認識して頂く「環境スポーツイベント」です。そのため、大会は2日間での開催となっており、1日目は自然環境をテーマにした基調講演を行う環境シンポジウムが行われます。2日目に水の連環を一筋になぞるコース「海(湖、川)→里→山」をカヌー(カヤック)、自転車、ハイク(登山)を行う形をとっています。全国各地の地域特性を活かしたイベントとして展開が可能であり、今後も多くの地域で開催されることが予想されます。

活動のきっかけは?

川は護岸工事や治水計画などで破壊され、里山などが放置されている現状において、山から里、そして海へとつながるダイナミックな水の連環について学び、体感して頂くことで環境について考えるきっかけになればと思いSEA TO SUMMITが始まりました。また、アウトドアスポーツの愛好家や地域住民の方が自然環境について考えることで、自分たちの楽しむアウトドアフィールドを守る取り組みに繋がるのではないかと思いました。

問題解決のために取り組んだ方法

初日に環境シンポジウムを行い、大会参加者や地域の方々に海、里、山における水の連環について考えて頂きます。翌日に実際にその水の連環をカヌー(カヤック)、自転車、ハイク(登山)を通して体験して頂くことで環境について考えるきっかけとなります。また、参加費の一部を「環境保全協力金」として各地域の環境保護団体に寄付しています。

今までの成功のポイントは?
  • 大会のコースは国立公園が多いが環境への負荷を最小限にとどめる為に参加者を100組300名に限定したことで環境や生態系を壊すことなくイベントが開催できています。
  • 1回限りのイベントで終わらせるのではなく、SEA TO SUMMITを通して開催地域のアウトドアフィールドを全世界に発信することにも寄与しています。
  • 環境シンポジウムを開催することで参加者や地域の方々の環境についての意識が高まり、参加者が自発的にビーチクリーンや湖面清掃などを行っています。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

カヌー・自転車・登山といった人力による移動手段で自然を体感するというコンセプトは、開催地域の観光資源の再認識や開拓につながり、地域活性化に新たな可能性を見いだしました。SEA TO SUMMITのコンセプトを定着させ、365日、いつでもSEA TO SUMMITができる環境作りを行う取り組みとして「JAPAN ECO TRACK(ジャパンエコトラック)」が誕生しました。今後はこの取り組みを全国に整備し、環境に優しい旅を楽しめる仕組みを作っていきたいと考えています。

プロフィール

SEA TO SUMMIT連絡協議会は今年で設立7年目を迎えます。各地域の実行委員会と連携を密にとりながらアウトドアスポーツを通して、私たちを取り巻く自然環境を再認識する大会「SEA TO SUMMIT」を開催しています。SEA TO SUMMITは環境省と観光庁からご後援をいただき、ℽ環境に配慮した大会ℽとして定着しています。今後も各地の大会を取りまとめ、大会趣旨の遵守、大会運営を目的に活動をしていきます。

実行委員会からのコメント

「カヤック、自転車、登山」などのスポーツを通じて、“森里川海”の連環を体験することができる素晴らしいイベントだと思います。
このイベントでは、個人での参加だけでなくチームでの参加も認められており、より自分に合った方法で自然を体感することができる。新しいライフスタイルは、こういった体験の中から生まれてくるのだと感じました。
また、アウトドアスポーツをいかして自然を満喫する新しい旅のスタイルである「ジャパンエコトラック」は、このイベントから着想を得たものと聞いており、「SEA TO SUMMI」も含めて、今後の活動の更なる発展に期待しております。