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取り組み一覧

アマモマーメイドプロジェクト
福井県立若狭高等学校ダイビング同好会
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
福井県小浜市
カテゴリー:
その他 教育 食事
WEB:
http://www.wakasa-h.ed.jp/
取り組みの紹介

私たちは、アマモ(海草)を小中学校や地域の方々に育てていただき、海に定植する活動を行っています。アマモは別名「海のゆりかご」と呼ばれ、生物の生育場・産卵場などになっています。また、底質や水質の改善や作用があり豊かな海の構築に重要な役割を果たしています。近年、若狭湾のアマモは海水温の上昇や、ヘドロの堆積などの影響で減少しています。
 そこで、私たちは、アマモの定植活動、若狭湾の現状を知っていただく啓発活動、アマモの減少原因や定植方法の開発を行う研究活動を行っています。活動は、先輩から代々引継ぎ今年で16年目になります。アマモの数も少しずつ増えてきています。さらには、私たち高校生が始めた活動が、現在では、地域の牡蠣漁師さんやNPOなど大人が立ち上がり、活動を盛り上げています。アマモで若狭の海を豊かにすることで地域の活性化につながるよう全力で活動しています。

活動のきっかけは?

小浜は御食国と呼ばれ、古くから都に豊富な海産物を献上していたという歴史があります。しかし、現在は、魚の漁獲量が減少しています。原因の一つに魚の生育場、産卵場になる藻場の減少が挙げられます。そこで私たちは若狭の海を再生させようと、「アマモマーメイドプロジェクト」と命名し、アマモの定植活動を地域の方と始めました。小浜には人魚伝説があり、人魚が戻ってくるくらい豊かな海に再生させることを目指しています。

問題解決のために取り組んだ方法

アマモの生息している海からアマモの種を私たちダイビング同好会と漁業者で収穫し、収穫し終えたアマモの種は育成用のマットに移し替え、海に沈め、海底で育てます。また、定植後の経過観察、生態調査といった研究活動も行い、より効果的な定植活動の考察をしています。活動は、小中学校でも行い、環境教育のモデルにもなっています。たくさんの方が参加し、地域の方同士が海を通じて触れ合う機会にもなっています。

今までの成功のポイントは?
  • 活動は16年目になり、アマモ場の再生に成功してきている点
  • 高校生が始めた活動が地域や漁業者を動かした点
  • 地域への環境教育も行っている点
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

啓発活動では、牡蠣養殖業の漁師さんとともに食を支える海の環境の大切さを小学校や中学校で出前授業を行います。アマモの定植では、これまでの研究や調査の結果から、夏場の高水温を和らげる海底湧水を定植に利用する計画を進めています。さらに、山川海のつながりを活かして地域の活性化につなげていきたいと思います。

プロフィール

福井県小浜市にある若狭高校ダイビング同好会は、スキューバダイビングのライセンスの取得を目指し、プールや地域の海で活動をしています。アマモをはじめとする環境活動やボランティア活動にも積極的に参加しています。

高校生が行っているアマモの定植活動です。小中学校や地域の人々も一緒に盛り上げている様子が伝わってきます。活動が16年目というのも驚きです。ぜひ息の長い活動を続けてください。”継続は力なり”です。
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