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取り組み一覧

ヒトとイノチをつなぐエゾシカレザー
北海道標茶高等学校エゾシカ革の有効活用プロジェクト
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
北海道川上郡標茶町および釧路管内
カテゴリー:
ファッション 教育
WEB:
http://www.shibecha-h.ed.jp/
Facebook:
あり
取り組みの紹介

駆除の対象となり無残な姿として廃棄されているものの北海道ブランドとなる可能性を秘めたエゾシカに注目し、企業等と連携を組みながらエゾシカレザーレースアクセサリーを企画した。地域資源であるエゾシカの新たな命を手に取ることで、エゾシカの良い部分を知ってもらい、理解してもらおうと考えている。また、クラフトなどの体験活動をとおして、実際にエゾシカレザーに触れながらエゾシカ環境問題を考えてもらえるように工夫した。デザインについては、幅広い年代で好まれるような緑色、茶色、赤色に厳選し、エゾシカと関わりが深いアイヌ文様をデザインの中心としている。北海道教育大学釧路校や上智大学の学生や、学校祭、釧路芸術館で地域と交流しながら、販売やクラフトを実施している。総評としてエゾシカレザー製品はとても好評であった。これからエゾシカフェスタ等で釧路市や札幌市へ発信するだけでなく、障害をもつ方々や高齢者施設にも訪れたい。

活動のきっかけは?

エゾシカは鳥獣駆除対象であり、害獣として捉えられているが、エゾシカも地球に生息している一つの尊い命である。北海道で深刻な環境問題となっているエゾシカを皮革製品として消費者の手に届けることで北海道のマイナスな問題をプラスに変えることができる。合同会社EZOPRODUCT代表菊地隆氏とコラボし、オリジナルのデザインを施し、エゾシカ製品を作成した。そして地域の人や大学生、そして地元の高校生に発信活動を行ってきた。

問題解決のために取り組んだ方法

本校に合同会社エゾプロダクト代表取締役菊地隆氏を講師に迎え、エゾシカの皮革活用の話題を中心に、循環型地域資源の活用と環境の保全、いのちの価値、人とのつながりなどについてお話いただいた。学校祭で全校生徒や地域の方に販売(売り上げは全て熊本震災へ募金することを前提)、アクセサリークラフト体験を実施した。釧路で行われた我が町のお宝展へ参加し、私たちの活動を発信するとともに、実際にクラフト体験を実施した。

今までの成功のポイントは?
  • 廃棄されるエゾシカをレザーレースとして用いたクラフト体験会を実施している。
  • レーザーで焼いたエゾシカレザーレースデザインをエゾシカと関わりの深いアイヌ文様をモチーフに施した。
  • エゾシカレースを触ってもらいながらエゾシカの良さも知ってもらうために地域への発信活動を実施している。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

エゾシカのプラスな部分を地域の人へ発信することでエゾシカの良い部分をもっと知ってもらい、理解してもらうことを目指している。今後は製作、クラフト活動をとおしてエゾシカレザーの普及活動に努め、標茶町の特産品にしていく。そして、イントレチャートでのクラフト体験も企画し、エゾシカフェスタを成功させる。小学生や高校にもクラフト体験を実施するとともにエゾシカ問題について更なる学習を続ける。

プロフィール

北海道標茶高等学校3年次課題研究(総合的な学習の時間)でのゼミ活動です。倉内渚(リーダー)、中村早緒理、廣澤香純、波多野霞、秋葉みさと、指導教諭河端将史です。

駆除対象のエゾシカをかっこいいアクセサリーにして販売しています。このような活動は、命あるものをヒトの都合で廃棄するのではなく、どのように共生していくかを考えることにつながると思います。高校生がはじめたというのも素晴らしいですね。
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