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取り組み一覧

アユさんへ 繋がった人達で川をつなげます。元気に川を上ってください。
彼杵おもしろ河川団
第4回グッドライフアワード
活動拠点:
長崎県東彼杵郡東彼杵町
カテゴリー:
教育
WEB:
http://www.campingcar-guide.com/kaze/052/
Facebook:
www.facebook.com/higashisonogimizube
取り組みの紹介

9年前子ども達が遊べるきれいな彼杵川を取り戻すべく数名の町民が立ち上がり、河川清掃や小学校での環境学習などの活動を始めた。そして7年前環境学習中にアユが見つかり、30年振りにアユが彼杵川に戻ってきた。
この事をきっかけに町を越えて様々な仲間(地域・行政・大学など)が繋がり、アユの遡上を助ける活動をしている。実際に川に潜りアユが泳ぐ姿を観察して傾斜版を考案し,公益に資するため「実用新案」として登録した。また河川管理者・町役場・地域住民が協力してアユに関する内容を追加した総合学習が9年間、月1回の彼杵川及び大村湾の清掃が7年間それぞれ継続して行われている。
活動で繋がった仲間によって川を中心に地域の交流を図る「そのぎ川まつり」の開催やシジミによる浄化活動へと広がっている。また、筑波大学白川研究室により外からの視点を活かして町民の水辺との関わり方について調査を行い、次世代へ伝えていく活動がされている。

活動のきっかけは?

10年ほど前,「アユが復活」という新聞記事を目にし、彼杵川でも河川調査を実施したところ,アユが生息できる環境であることが分かった。また今、子どもたちが川や自然の中で遊ぶことが少なくなっていることを受けて町内の有志が立ち上がり、彼杵川にアユと子供たちの笑顔を呼び戻すため、川の清掃活動や小学校での環境学習などを行い始めたことがきっかけ。

問題解決のために取り組んだ方法

アユが遡上しやすいように魚道最上部に設置する傾斜板の改良に取り組んだ。川に潜りアユを観察することでアユの気持ちに寄り添い、利水板の凹凸に角を作らないように三角型や半円型に形状を変え、途中には休憩用のプールを設置するなど改良を重ねた。この傾斜板が全国で設置されることを願い、実用新案を申請している。
彼杵川での環境学習や彼杵川や大村湾の清掃活動などを行い、住民の意識の向上を図っている。

今までの成功のポイントは?
  • ・官民学の協力・・・住民、清流会、国、県、大学などが連携することによって様々な分野の垣根を超えた人々のつながりが生まれ、活動の幅が広がった。
  • ・小学生との総合学習・・・子供たちと一緒に活動することで、子から親へ、学校から地域へと活動の輪を広げることができた。
  • プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

    傾斜版の発明は河川環境を改善する新技術として特許庁へ申請し、公共に資するため「特許」ではなく「実用新案」として申請を行った。今後も実証実験を重ね、改善を図っていく。
    せっかく戻ってきたアユも河川の環境が悪化すれば再びいなくなってしまう。そうならないためにも、町民や子供達がアユや川に興味を持ち、彼杵川を守る活動を更に広げていければと考えている。

    プロフィール

    2006年にきれいな彼杵川を取り戻すために町民が立ち上がり「東彼杵清流会」を設立し、海岸や河川のゴミ拾い、草刈り等を行っていた。20数年ぶりにアユが彼杵川に戻ってきたことをきっかけに地域・行政・大学など分野の垣根を超えた繋がりが生まれ、町の人々による川づくりの応援団として「彼杵おもしろ河川団」が作られた。現在では、環境学習やシジミによる水質浄化、大学による受託研究などが行われ、活動の幅が広がっている。

    鮎が戻ってくるようなきれいな河川環境は、同時に子どもたちが安心して遊ぶことのできる環境です。子どもたちと一緒に活動することで、きれいな川とそこで遊ぶ子どもたちの笑顔が守られ続けると思います。
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