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取り組み一覧

グロースセミナー
NPO法人 子ども未来研究所
第2回グッドライフアワード
活動拠点:
夏のグロースセミナー:北海道河東郡士幌町
カテゴリー:
教育
WEB:
http://www.cof.or.jp/
取り組みの紹介

子どもの自身で決める力、自分を認める力を応援しています。夏は北海道の大自然に抱かれ、冬は深い雪に見守られながら、子どもたちが「自分が主人公」を体験する、小中学生向け野外体験学習です。大自然を相手にすることで、子どもたちは仲間たちとともに、「選択と責任」や「自立」を体験していきます。グループもリーダーもルールも決めるのは自分。夏は北海道と東京のボランティアの協力で、士幌高原で4泊5日を過ごします。その5日間だけでなく、夏の約60日間、毎日の課題を決めて過ごします。

活動のきっかけは?

この社会は至れり尽くせりで、うっかりすると消極的な心を持ったままずるずると毎日を過ごしていってしまいます。けれども不測の事態が起きた時、自分の中に発動できる積極的な心と精神がないとその状況を乗り越えられません。子供たちに「自分で決める」環境を作ってあげたいという思いからグロースセミナーを立ち上げ、そのために大自然の力を借りようと、士幌高原の方々にご協力をいただいております。グロースセミナーは今年で26回目です。

問題解決のために取り組んだ方法

夏のグロースで体験すること:白雲山での早朝登山、マウンテンバイク27km、士幌高校でのジャガイモ掘り乳搾り、農村自然公園での探検、テント宿泊、熱気球。また実習として、サウンドマップ(自然の音を聴き、図で表す)、自然の色を探す、木の名前を覚える、ミズナラの木の音を聴く、聞こえる音を擬音で表す、木と木の間を渡るスラックライン、目隠しした子供たちに自然の物を触らせて、後からその場所を当てる目隠し芋虫、高原でのお絵描きなど。

今までの成功のポイントは?
  • 大自然の力により、子供自身がシンプルになり、原始の力をとれ戻せます。自分で決めた!認めてもらった!という成功体験を強く持ち、自信をつけて子供たちは日常に帰ります。そのためリピーターが多いです。
  • ボランティアの大人士幌高原の方々の協力。子供は小学校1年生から中3まで。小1にはマウンテンバイク27kmや白雲山登山はとてもハードです。それが安全に実現できているのは、周りの手厚いフォローのおかげです。
  • 子供たちがチーム、リーダー、担当のインストラクター(大人)、ルール、何分で終わらせるか等、自分達で決めます。大人と子供が対等なので、子供だけでなくボランティアの大人にも確かな手応え、成長・感動がある。これは長く続いている秘訣だと思います。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

夏のグロースセミナーを核に、今はスキーを中心とした冬のグロースセミナーを開催。それ以外にも、夏休みの小中学生を対象にした1泊2日のキャンプ・アドベンチャーキッズでは埼玉県風布川での川登り、自然の中でのチャレンジ体験を実施しています。このように、さまざまな形で自然の力を借りて、「自分で決めて、行動し、自分で結果を作り出せる」子供の力を育てていく機会を作っていきたいと考えています。
また母体がアートセラピーの学校ですので、自然とアートをつなげ、「自己表現力」の育成にも力を入れています。

プロフィール

立教大学経済学部卒。1995年、CBSソニー退社後、人材教育に携わる経験をいかし、独自のプログラムを開発、一般および企業向けに、心理トレーニングを提供する株式会社クエスト総合研究所を設立。1999年、健全な子どもの心の育成のための機関、NPO法人子ども未来研究所を設立、全国に30校を超える親子のためのアートセラピー教室、野外活動による子どもの自立支援、被災害児童支援などの活動にあたる。

自然の力を活用して、子どもの成長を促すという発想は非常にユニークです。自然から様々なことを学びながら仲間たちと生活するという経験によって、子どもたちは精神的にも肉体的にも成長できるのではないでしょうか。
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