取組紹介

陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭
陸奥湾の高温からホタテを守る植樹祭実行委員会
第2回グッドライフアワード
活動拠点:
事務局は、永井実行委員長の自宅を事務清くにしましたが、活動拠点は、植林地のある平内町のホタテ漁師の小屋です。
WEB:
http://preserve.shirakami.gr.jp/

取組の紹介

ホタテ貝のへい死は、漁師だけの問題ではありません。青森県で、ホタテが大量にへい死することは、世界遺産白神山地のブナも亜寒帯の木々が亜熱帯に変貌するのではないかと思うような話です。私たちは三内・丸山縄文遺跡がブナ林の森に1000年の定住文化を築きあげたように、広葉樹の森づくりがホタテを救うと考え、陸奥湾の周りに広葉樹を植える事を企画しました。

活動のきっかけは?

2010年に青森県内は気温が一週間も30℃以上の日々が続き、陸奥湾の海水温も、3℃上昇しました。この為に、陸奥湾で養殖しているホタテが大量へい死しました。この事で漁師が立ち上がり、木を植えることになりました。

問題解決のために取り組んだ方法

最初は、どうしたら、陸奥湾の高温被害を防ぐことができるか、宮城県の牡蠣の養殖をしている畠山重篤さんや、横浜国立大学名誉教授の宮脇 昭先生、林野庁の当時の末松林政部長に来て頂いて、シンポジゥームを開催してアドバイスを受けました。
その結果、陸奥湾周辺の山に広葉樹を植えようという結論になりました。

今までの成功のポイントは?
  • ブナの種苗精算者と連携し、広葉樹の苗木を無償で譲り受けている。
  • 漁師仲間・漁業協同組合・青森県の水産局・青森市の水産課・平内町の総務課から後援を取り付け、大学の教授・マスコミ関係者等々などによる実行委員会ができたこと。
  • 青森市内の大学・高校等への参加のお願いや、広報等への周知のお願いをしたこと。
プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

私たちは三内・丸山縄文遺跡がブナ林の森に1000年の定住文化を築きあげたように、広葉樹の森づくりがホタテを救うと考え、陸奥湾の周りに広葉樹を植える事を企画しました。

プロフィール

永井雄人実行委員長のプロフィル
青森県大鰐町生まれ
青森アップル会事務局長(環境NGO)県内屈指の環境保全団体でオゾン層保護・地球温暖化等の地球環境の問題から、ダイオキシン・環境ホルモンなどの生活環境汚染などの問題を、幅広くとらえ、研究・調査等を通し、意識の普及・啓蒙活動を展開している
白神自然学校代表理事に就任
2011年 陸奥湾のホタテを高温障害から守る実行委員会委員長就任

実行委員会からのコメント

山や海などの自然は、単独で存在しているのではなく、それぞれがつながって、影響し合っている存在であるということに気付かせてくれます。ホタテを守るために立ち上がった活動に海の関係者だけでなく、山や森の関係者も参加して多様な参加者が連携できていることが評価できます。陸奥湾の自然を守る後生にまで残る立派な広葉樹林になることを期待しております。