- 活動拠点:
- 岐阜県養老郡養老町
- WEB:
- https://twitter.com/daiyou_hideyosi
- Facebook:
- http://www.facebook.com/yuta.aoki.144
活動動機:私達が通う大垣養老高校の生徒数は約700人。その内の約260人が養老鉄道という地元のローカル線を利用して通学をしている。そんな養老鉄道が数年後、利用者不足により廃線になるかもしれない。この現状を目の前にして、毎日鉄道を利用している私達高校生が、何もしなくて良いのだろうか。私達でも、鉄道を残すために何かできることがあるかもしれない。そんな思いが、この活動を始めるきっかけとなった。
活動内容:食用瓢箪を使った瓢箪バーガーや漬物等の特産品開発
駅舎での高校生朝市
駅スタジオから高校生番組の配信
瓢箪イルミネーションの実施
瓢箪苗の配布と緑のカーテンコンテスト開催
実績 :朝市による鉄道利用者増加(200名)及び鉄道廃線撤廃
鳥取環境大学TUESカップ 鳥取市長賞
JAみんなDE笑顔プロジェクト 全国優勝
日本政策金融公庫 高校生ビジネスプランコンテスト 審査員特別賞
大垣養老高校の生徒数は約700人。その内の約260人が養老鉄道という地元のローカル線を利用して通学をしている。そんな鉄道が利用者不足による廃線の危機に晒されている。仮に鉄道が廃線となれば私達はバス通学になるのだが、輸送量当たりのCO2排出量を比較すると2.5倍もバスのほうが高くなる。この現状を目の前にして、毎日鉄道を利用している私達が何もしなくて良いのだろうか。そんな思いがこのプロジェクトを始めるきっかけである。
・養老町は瓢箪で有名。そこで食用瓢箪を栽培し、新名物「ヒョウタンバーガー」を開発し駅で販売を試みた
・養老駅の売店を復活させ、実習製品を販売する「高校生朝市」を開催。今年のGWは鉄道沿線の高校5校が集まり大高校生朝市に発展
・ヒョウタンをイルミネーションに加工し、駅や公民館に飾り新たな観光スポットを作った
・町内の一般の方や幼稚園児にイルミ講習会を実施した
・駅スタジオより高校生番組を配信
- 養老鉄道を活性化させ、廃線を防ぐことができた
- 町にヒョウタンイルミという新たな文化を創造し、住民の集う場を作ることができた
- 冬でも楽しめるグリーンカーテンとしてヒョウタンを普及させ、養老町をPRすることができた
瓢箪イルミという新たな文化を創造することに成功したが、これを継続していくために若い世代との活動を増やしたい。また今年1月、JAの大会で優勝したことがきっかけとなり鉄道廃線が撤廃された。しかし赤字経営は続いているため今後も駅での活動を続けたい。現在総務省の方から東京オリンピックで瓢箪グリーンカーテン&イルミの実施に挑戦してみないかという提案をいただいており、オリンピックまでに実績作りをしていきたい。
プロフィール
一昨年、養老町出身の生徒4名が養老鉄道存続に向けた活動を行う有志のサークルを結成。養老町は滝の水を瓢箪に汲んだらお酒になったという孝子伝説が有名である。また、豊臣秀吉が馬印に千成瓢箪を用いたことから、小さな活動を積み重ね、いずれは鉄道存続という大きな目標を達成するという思いでサークル名を瓢箪倶楽部秀吉とした。
実行委員会からのコメント
これまで何度もトライアンドエラーを繰り返して、志と熱い想いで取り組んでいる様子に感動しました。チャレンジャーでなければチェンジができないことがあります。全国の高校生にもこのような熱く、想いのある取組が広がることを期待したいです。




