- 活動拠点:
- 栃木県那須塩原市
- WEB:
- http://www.panakimoto.com/
- Facebook:
- https://www.facebook.com/pan.akimoto.kyucancho
モノを大切にする心「もったいない」を身近な防災備蓄食で行い、同時にそれをもって国際貢献を継続的に実現するシステムです。自然災害の多発する日本では多くの人々が備えのモノを備蓄しています。これは弊社が阪神淡路大震災の被災者の声から開発した「保存性が高くしっとりした美味しいパンの缶詰」の発展形で、それまであり得なかった「食品の下取回収と国際貢献」を行っています。個人・学校・企業そして自治体等が防災備蓄食として賞味期限3年の「救缶鳥」を購入し、購入から約2年後の賞味期限が残り1年になると、再購入・回収に関する案内が届く。再購入の商品が届くと同時に、備蓄してあった救缶鳥を弊社が回収し、NGO日本国際飢餓対策機構等と連携して食糧難の地域や国へタイムリーに「日本の優しさ」として無償提供。実績は写真データや報告書で定期的に公表しています。備蓄をしながら社会貢献のできている事業です。
缶詰とはいえ、賞味期限が来ると廃棄処分される運命にあります。そんな中、スマトラ沖地震の被災地から「賞味期限の切れる前のモノ(中古品)があったら送ってほしい」 との連絡を受けました。当時は新品の製品をすぐに現地へ送りましたが、片や捨てられてしまう可能性のあるパンの缶詰、そしてもう一方で中古品でもよいから送ってほしいと求める災害被災地や飢餓に苦しむ国々…。この2つを同時に解決出来る仕組みが救缶鳥です。
贈る側の考えと受ける側の必要性を、真剣にそして詳細に検討して実施しています。折角の義援物資を相手が喜んでくれる「こと」に仕上げ、タイムリーに届けることの大切さをこれまでの経験値から判断しています。食糧難に陥っている場所の状況把握や運送・配布方法などあらゆる課題を解決するための連携が必要です。そして現地の人々が受け入れてくれる食料かどうかの判定も送付前に行うことです。寄付をしたいと考える人の優しさ、物流や国境超えの諸問題を解決するNGO的手法、現地で配布する人たちの真摯でまじめな活動、そしてそれらの必要資金を募る一連の民間連携がビジョン実現のポイントであり、事業の公平性や写真データなどによる定期的報告書も大切です。
救缶鳥プロジェクト推進で世界の飢餓に一石を投じたい!
世界人口の約1/8が飢餓状態との報告を受けています。半面、日本ではまだ食べられるのに捨てられている食品ロスが年間約632万トンにも上り、1人当たりに換算すると毎日お茶碗約1杯分のご飯を捨てている事になります。救缶鳥は「食品のリユース」として日本の食品ロスを減らすだけでなく、世界の飢餓を考える為の食育となります。
プロフィール
昭和22年12月 秋元パン店開店
昭和40年10月 会社設立(有)秋元ベーカリー
平成7年春 阪神淡路大震災の被災者の声をきっかけに「パンの缶詰」開発
平成12年10月 (株)パン・アキモトに社名変更
平成17年7月 沖縄工場操業
平成21年3月 ディスカバリー号に積載され「パンの缶詰」宇宙へ
平成21年9月 「救缶鳥プロジェクト」始動
平成24年7月 米国にパン・アキモトUSA設立
平成27年8月 ベトナム・ダナン市に日本式パン屋「ゴチパン」オープン



