取組紹介

結の森プロジェクト
コクヨ株式会社
第7回グッドライフアワード
活動拠点:
高知県四万十町
WEB:
https://www.kokuyo.co.jp/csr/yui/
Facebook:
https://www.facebook.com/yuinomori2006/

取組の紹介

「結の森」は、高知県西部、日本最後の清流と呼ばれる四万十川の中流域、川面を臨む一帯に広がっています。森の中は、せせらぎ、葉ずれ、鳥の声などが絶え間なく聞こえる生命の息吹に満ちた場所であり、森に足を踏み入れれば、その豊かさを全身で感じることができます。
そうした健康な森を育てるためには、適正な管理と手入れが必要です。2006年から環境活動の一環としてスタートした「コクヨ-四万十・結の森プロジェクト」では、地元の四万十町森林組合、高知県、四万十町、四万十高校の方々と協力し、人工林の適切な森林管理(間伐活動)を実施することによって森林の荒廃を防ぐとともに、そこで採れた間伐材の有効活用を促進することによって地元の経済を活性化させる、「環境と経済の好循環」を目指しています。

活動のきっかけは?

コクヨは創業から森林資源に大きく依存している企業です。しかし、森の守り手である山村は衰退しつつあり、そのために放置され荒廃していく森も少なくありません。山村が衰退する一番の原因は、大量に輸入される外国産の木材に圧され、国内の木材価格が低迷したことにあります。そのため、コクヨは、直接森林そのものを保全していくと共に、商材開発などの経済活動を通じて、地元地域の回復を目指すことにしました。

問題解決のために取り組んだ方法

目指すビジョンである「環境と経済の好循環」を達成するためには、ただ森林を保全することで終わらず、森林を守る地元も活性化する「仕組みづくり」を重視しました。そこで、高知県・四万十町・地元の四万十町森林組合と何度も話し合いを重ね、プロジェクトでは、定期的な間伐を行い、生物多様性保全と地球温暖化防止双方の効果をモニタリングする「森林管理」、間伐材利用を促進させ地域の経済活動を活性化させる「商材開発」、地元の四万十高校生とのモニタリング調査(植生調査、水質調査)等のプロジェクト活動を、ウェブや講演を通じて社内外へ発信していく「情報発信」といった3つの柱となる活動について、互いの強みを活かしながら推進することを決めました。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

今の対象面積である5,425haを健全な森にするためには残り約800haの間伐が必要であり、毎年150haの間伐を進めていく計画にしています。一方で、本活動の取組みを他の地域にも浸透させていくため、各地の地域材を活用した窓口カウンターを開発し、全国に展開しています。カウネットでは、2008年よりお客様のポイントを結の森の間伐に寄付いただける仕組みを実施し、本活動への理解と賛同者を増やす取り組みを続けています。

プロフィール

コクヨグループは、文具、事務用品を製造・販売するステーショナリー関連事業と、オフィス家具、公共家具の製造・販売、オフィス空間構築などを行うファニチャー関連事業、オフィス用品の通販とインテリア・生活雑貨の販売を行う通販・小売関連事業から成っています。