取組紹介

YUMEITAプロジェクト―「地域の宝を育て守る仕組みづくり」
特定非営利活動法人 つくしん棒
第7回グッドライフアワード
活動拠点:
岐阜県郡上市地内
WEB:
http://tuku-c.jp

取組の紹介

【地域の宝である「子ども」と「森林」を育て守り続ける仕組みづくり】
教育現場において地域の木材を活用して環境保全に繋がる活動を始めました。その活動は、地域の間伐材から作られた小学校の学習机の保護天板(YUMEITA)を用いて行います。入学と同時にYUMEITAが与えられ自分達で加工し6年間使用して卒業と同時に記念品として持ち帰ります。そうすることで、入学する児童の数だけ木材を使い、木育と同時に山作りを無理なく継続的に行うことが出来る仕組みとなっています。YUMEITAは、簡単に脱着出きることから、裏面には、将来の夢、学年毎に目標を記入することが出来ます。子ども達には「木」を大切に、そして使うことが強い山作りに繋がること。生態系保全に繋がることを伝えます。森林保全には、小さな頃からの意識作りと、自分の地域を大切に思う心を育むことが必要だと考えています。また、自分も山づくりに参加していることを感じることが大切であると考えています。

活動のきっかけは?

全国で多発する山崩れや、干ばつなどのニュースを見て、森林が健全であれば被害も少なく、また、多くの人の命も亡くすことは無かったのではないか。ふと周りを見ると山ばかりの自分の地域は大丈夫なのだろうかと思ったのがきっかです。我々が活動する地域は、森林面積が90%と山の多い所です。手つかずの山々を見て森林保全には、小さな頃からの教育と、それが自然な形で持続出来る仕組みが大切であると考えたのが原点です。

問題解決のために取り組んだ方法

森林保全には、取組みに係る人が楽しいこと、また、継続的に続けられることが大切だと考えます。一過性にしないこと。50年~100年単位と言った長い間、無理なく自然に続けられる仕組みであることを重視しています。地域の子ども達が、地域の材料で作ったYUMEITAを大切に使うことで大人になった時、森林保全の意識が育まれていることに期待します。木育と言う言葉があるように、小さな子供の頃から山に目を向け、森林の働きなど正しい知識と、それを守る意識づけが大切であると考えます。短期的な目標としては、市内全域にて取組を広げること、中長期的には、近隣の小学校で取組を行われることを目標としています。学習机はJIS規格で統一されていることら、全国どこでも取組を行うことが出来、長期的には全国に広げていきたいと考えています。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

この取組みは、全てがそこの地域で行うことが出来ることが特徴です。地域の山で育った木材を、そこの地域の林業者が伐採し、木工業者が加工します。そして、将来を担うその地域の子ども達が教育現場で毎日使います。永続的に行うことで強い山が育って行くことを期待します。現在、愛知県を始め、新潟県、群馬県とこの活動に共感して頂いた仲間が出来ました。どこでも行うことが出きるこの取組を全国に広げたいと考えています。

プロフィール

【目的】
この法人は自ら汗を流し大地を耕して自然環境を守ること。郡上市民の発想から“言葉”を“形”に郡上市を盛り上げ地域活性化に寄与することを目的とする。
【構成】
理事長、役員を含む社員11人で構成され、岐阜県内を中心に子どもの環境保全や自然体験、異世代交流を目的にイベントを開催しています。また、一人暮らしの見守り活動など高齢者支援事業にも力を注いでいます。