取組紹介

新潟ラベンダー物語 ~耕作放棄地の可能性・無農薬ラベンダー栽培から生まれる元気な未来~
新潟ラベンダー物語
第7回グッドライフアワード
活動拠点:
新潟県新潟市
Facebook:
https://www.facebook.com/lavender.niigata/?ref=bookmarks

取組の紹介

私達は2014年から耕作放棄地を活用し、ボランティアでこれまでに延べ100人が参加して無農薬ラベンダーを栽培、精油を蒸留して市民健康講座に活用しています。年々広がり続ける耕作放棄地にラベンダーを植え栽培することで、農地としての再生を目指し、訪れる人にラベンダー収穫体験が出来る場と景観を作り出しました。畑作りには植物療法に詳しいアロマセラピスト、農園主、福祉作業所が協働作業をしています。現在ラベンダー畑は3か所で1千株。その活動が新潟市の都市公園景観美化活動へと繋がり、また蜜蜂の蜜源として農家が注目するなど、さらなる規模拡大を目指しています。同時に園芸活動とアロマテラピーの併用は、精神障がい者の心身を癒し再就職率を上げる症例が報告されています。この取り組みを通じて土に触れ、香りに触れることで元気・活力を取り戻し、心身の健康回復を体感、天寿まで健康な人生を過ごすことができる「人づくり」「地域づくり」をめざし、JRのつり革広告やSNSの活用で全国へ発信しています。

活動のきっかけは?

ストレスから不調を来たしうつ病と診断され休職するなど、現代医学が苦手とする病で人生を楽しめなくなる人が増加しています。国や一部の医療機関はアロマテラピーを健康法として認めており、うつ病を改善する報告も有ります。私達は自然治癒力を高めるアロマテラピー・園芸活動普及の必要性を感じてきました。
こうした中、苺畑が出来なくなった高齢女性と出会い、その耕作放棄地を借りることができたため比較的容易に栽培できるラベンダーを植えて活動を始めることにしました。

問題解決のために取り組んだ方法

うつ病やひきこもりの人は増加の一途をたどっています。心身ともに健康で長生きをする「健康寿命延伸」のためにはバランス良い精神生活と適度な運動といった生活習慣が大切と言われます。
「新潟ラベンダー物語」で大切にしていることの1つ目は、子供たちの記憶に定着する園芸活動です。何故なら子供の頃から土に触れ、花が咲く喜びを感じ、そこで懸命に生きる虫たちの健気さを知り、花の香りを楽しむことで、将来大人になって心が疲れた時、ラベンダーの香りと共に、畑体験を想い出し、大地に回帰し自分自身を取り戻す助けになれば良いと考えるからです。2つ目は、会員同士の親睦と幸福感です。私たちはボランティアで参加していますので、参加意欲を高めるためには、「楽しい!」と感じられる交流できる場作りを心がけています。交流ができると強固な絆を紡ぐことが出来ます。「人と人を、心と心をつなぐ新潟ラベンダー物語」を継承し、仲間作りの大切さを全国へ向けて広く発信してゆきます。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

①耕作放棄地の解消と景観向上
ラベンダーは香料用農作物です。地域の特産品になることを知れば、耕作放棄地の活用にラベンダーを植える人が増える。すると、耕作放棄地が解消され同時に、無農薬で健康な大地が増え、景観向上にもつながります。
②ブランド化
私たちは、小規模ですが自家蒸留したラベンダー精油を使用し健康増進セミナーを開催しています。大きな蒸留器を設置することができれば、現在よりも規模を大きくラベンダーの栽培・収穫・蒸留し、品質の確かな『新潟ラベンダー精油』をブランド化でき、新潟市の魅力とともに世界に発信できると考えています。

プロフィール

主にアロマテラピー講師、フリーアナウンサー、障がい者施設が、耕作されなくなった土地を活用しラベンダーを育て、新しい健康増進活動を継続しています。2014年に100株植え、翌年から精油の蒸留とイベントを開始。以降、農地、公園、複数の障がい者施設で園芸福祉活動が広がっています。立場の違う人々がラベンダーを軸に出会い思いが連携し、前進出来ました。今後も活動を通して香りある豊かな街づくり、人づくりを発信します。