取組紹介

「家庭」の温暖化ガス削減で、「家族」が仲良くなる取組み
株式会社 ファンケル
第7回グッドライフアワード
活動拠点:
全国
WEB:
https://www.fancl.jp/about/index.html

取組の紹介

・概要:日本が2015年「パリ協定」で約束した「CO2排出削減目標=2030年までに、温室効果ガス排出量を
2013年比、26%削減」には、「家庭」でのCO2削減が重要である。
ファンケルグループでは、約3千人の従業員に、半年に1度、電気・ガス・水道の3つの合計金額が、「総務省統計局公表(世帯別・人数別の光熱費)」の数字から、5%削減できた従業員に、家族人数分の「報奨金(商品券)」を手渡ししている。
・特徴:家庭の光熱費削減は、「わかりやすく・楽しく・継続的」に取り組むことができる。さらに「地球のCO2削減に貢献でき」「家計に優しく」「会社からの報奨金」と3文の得もある。現在、従業員とその家族、総勢1万人が家庭のCO2削減に挑戦中
・実績:環境意識が高まり始めた2008年より開始、2019年で11年目を迎える。2019年までに22回実施。延べ約5千人の従業員がCO2削減に成功、累計△1,844.6tのCO2を削減。
・意義:従業員家族の「地球環境」への貢献と意識向上

活動のきっかけは?

エネルギーの使用量は、産業、運輸の次に、民生(業務・家庭)部門が多い※。
しかも「家庭部門」は、CO2削減ができていない社会課題がある。家庭で、家族が話し合って、協力しながら、エネルギー削減に取り組むことは、ファンケルの経営理念<「不」のつく事柄の解消>とも一致することから、2008年よりグループ従業員が総力を挙げて取り組みを開始した。
※出所:全国地球温暖化防止活動推進センター

問題解決のために取り組んだ方法

<ビジョン>
日々の生活の中で、エネルギーの無駄使いを排除することが不可欠であるが、ファンケルでは、「各家庭に合った」、且つ「家族仲良く、コミュニケーションをとって」、「継続できる」をテーマに、後押しする仕組みを創出。
<達成方法>
半年ごと(①4~9月 ②10月~3月)の「電気」「ガス」「水道」3つの「検針書」と、「検証シート(エクセルの計算書)」を「CSR推進室」に提出。半年間の合計金額が、「総務省統計局公表(世帯別・人数別光熱費)」の数字より、5%を下回っていた際、会社が、「報奨金(商品券)」として、従業員1人4,000円、同居者は1人2,000円を支給する。
居人数が多いと、支給金額が増えるメリットがあるが、家族のコミュニケーションや相互の協力が必要となり、家族が仲良くなるきっかけにもなると、従業員にも高評価である。また楽しい工夫で削減した従業員には、「アイディア賞」を授与し、社内報で開示している。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

・現在、在日外国の大使館からの問い合わせもあり、他社や地域の住民、NPOにも挑戦していただけるよう、水平展開をしていきたい。
・現在は、電気・ガス・水道3つの合計金額が、総務省統計局公表のデータの5%を下回ることを目標に実施しているが、今後は、全国平均金額の10%を削減目指すよう目標値を上げていきたい。
・まだ参加していない従業員もいるため、さらにチャレンジする従業員が増えるよう、啓発活動を活性化していく。 

プロフィール

株式会社ファンケルは、横浜の会社で化粧品と健康食品の製造・販売をしている。
ビジネスの原点は、世の中の「不」の解消を目指し、不安を安心に変え、不満を満足に変える。
全ての事業の始まりは、不の解消で、常にお客様の視点に立ち、「お客様に喜んで頂くこと」を
すべての基準にしている。