取組紹介

世界に誇れる宝物を、次世代につないでいく「Daiwa Sakura Aid」
大和ハウス工業株式会社
第7回グッドライフアワード
活動拠点:
奈良県吉野山を中心とした全国各地
WEB:
https://www.daiwahouse.com/sustainable/social/contribution/sakura/index.html

取組の紹介

Daiwa Sakura Aidは「共に創る。共に生きる。」という精神のもと、 桜と、桜にまつわる歴史や文化、芸術、生活を守り、 後世へと伝える活動です。
吉野山桜保全活動では、シロヤマザクラを次世代につなげていくため、公益財団法人吉野山保勝会と連携して、母樹から種を拾い、5年を費やして桜の種から苗木を育て山に還す活動に取り組んでいます。また、桜プロジェクトではこどもたちに、日本文化の素晴らしさや、環境保全の大切さを伝えるために、全国の小学校を中心に桜の植樹と和太鼓演奏・体験を実施しています。
これらの活動を通じて、桜には日本の歴史、文化が息づいていることを知り、桜と共に日本が大切にしてきた「和」を 伝承していくことが必要だと考えました。そのため、チャリティーコンサートを実施したり、写真集や桜にまつわる物語を綴る小冊子を発行することにより、桜の魅力や桜保全への想いを全国の皆様に伝えています。

活動のきっかけは?

2008年3月。1300年に渡って保たれ世界遺産にも登録された桜の聖地、吉野山のシロヤマザクラが危機的状況にあると、地元団体からの支援要請を受けました。
創業者が奈良県吉野郡の出身であり、社名には「大いなる和をもって会社を経営していきたい」という意志が込められています。日本が大切にしてきた「和の精神」を象徴する桜を未来へ繋ぐことは、創業者の意志を継承し、共創共生の基本精神を体現することに繋がります。

問題解決のために取り組んだ方法

2030 年のSDGsの達成を一つの節目として『吉野に象徴される桜と「文化・歴史・伝統」がおりなす物語を100周年まで伝え、全国各地において、桜を愛で物語を大切にする人と共に在りたい。』という長期ビジョンを掲げています。
当社の共創共生の精神に基づき、地元団体、企業、プロの樹木医が三位一体で、吉野山のシロヤマザクラの母樹から種を拾い、種から苗木を育て山へ還し、土壌を含めた桜を取り巻く自然環境の改善に努めるというサステナビリティ(持続可能性)に注力した活動を行っています。
また、ステークホルダーとの対話やチャリティーコンサート、募金活動等を通じて、和の心を象徴する「桜」から広がる
文化・伝統に興味を持ち、日本が誇る財産を見直すきっかけを創出し、未来への行動に一歩を踏み出す一助となっています。一人一人が日本文化の素晴らしさを語り、次の世代へ和の心をつないでいくような社会形成に貢献しています。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

吉野山の「一目千本」の復活を目指し、太閤花見塚で行っている保全活動を他のエリアにも水平展開していく予定です。また、チャリティーコンサート等で連携している国立博物館や寺院にも吉野で育てた桜を寄贈し、桜がつなぐ和を広げていきます。(寺院への寄贈実績有)
日本各地には沢山の文化や歴史、風景があります。それは私たちの心を豊かにしてくれる『宝物』です。その魅力を伝えるための周知活動も精力的に展開していきます。

プロフィール

1955年創業。「建築の工業化」を企業理念に創業。鋼管構造による創業商品「パイプハウス」をはじめ、プレハブ住宅の原点「ミゼットハウス」を開発。以来、創業者精神である“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に一貫して努め、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流、医療・介護等)など『人・街・暮らしの価値共創グループ』として幅広い事業領域で活動。