取組紹介

山村の暮らしを教育財に
「暮らしの学校だいだらぼっち」の実践
NPO法⼈グリーンウッド⾃然体験教育センター
第8回グッドライフアワード
活動拠点:
長野県
WEB:
http://www.greenwood.or.jp
Facebook:
https://www.facebook.com/daidarabochi.greenwood

取組の紹介

全国の小中学生20名程が1年間親元を離れて泰阜村にて共同生活をしながら、地元の学校に通う山村留学事業。食事作りや掃除、洗濯はもちろん薪を燃料にした風呂焚きなども全てこどもが行い、また暮らしのルールやスケジュール、トラブルの解決もこどもたちが話し合いで決めていく徹底した「こどもの主体性」としたプログラムを行っている。田んぼや畑、鶏の飼育など自給自足的な暮らしを目指す一方、地域の方にアドバイスをいただくなど、必然の中で地域と交流する活動を行っている。

1986年に開校され、現在は35年目となっている。これまでの参加者は550名を超え、最年長者は40代後半となり、中には泰阜村へUターンしてきたものもいる。また保護者も様々な場面で村を訪れるため、こどもが卒業した後も村を訪れるなどの交流が続いている。現在は「だいだらぼっち」の考え方を幼児から学生までの対象に特化したプログラムを開発し、年間27000人以上の関係人口を生み出すまでになった。また村の学童保育の委託も受け、山村の教育力を山村に住むこどもたちに提供する場も生まれている。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

当団体で生み出した人材育成システムを指導者や家庭向けに構築し、オンラインなども活用して事業化する。

プロフィール

だいだらぼっちの活動理念である「暮らしから学ぶ」「自分たちで決める」という教育観、そしてそれらが育まれる山村の暮らしを教育財としてプログラム化することで、グリーンウッドも成長。ひと夏にボランティアを含め1300人が訪れる「信州こども山賊キャンプ」や、幼児とその家族向けの「森のようちえん」。大学のゼミ受け入れ事業などに発展していき、今では年間27000人以上の関係人口を生みだしている。現在は、事業型NPOとして人口1500人ほどの村に16名の雇用を創出。地域の担い手の創造にもつながっている。また学童の委託や他事業の連携など村の教育に深く関わり、今では村になくてはならない団体となる。現在は全国から視察や講演、代表の大学授業などにより、様々なステークフォルダーとつながり、人を育てる教育が山村に人を呼び戻す手段となることを証明している。