取組紹介

紙芝居による「安全な水」の利用啓発プロジェクト
ヤマハ発動機株式会社
第8回グッドライフアワード
活動拠点:
セネガル
WEB:
https://global.yamaha-motor.com/jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/yms.JP

取組の紹介

自然界の水浄化のしくみを応用した浄水装置「ヤマハクリーンウォーターサプライシステム(以下YCW)」の設置集落に対し、安全な水の利用を啓発するプロジェクト。YCWは、大電力等を必要とせず、住民による運用/保守が可能なことからアフリカや東南アジアの小集落で設置が進んでいる。設置集落では下痢等の疾病が減少(当社調べ)したことから、更なる利用促進のため、言語が異なる人々へ分かり易さを重視した「紙芝居」を寸劇で補足する」という手法で、子どもたちに「安全な水」の大切さを伝えている。

紙芝居は、「平和な村に現れた怪人が川にバイ菌をバラまき、その水を飲んだ子どもたちが寝込んでいるうちに村が破壊されてしまう」という設定。しかし、「安全な水を飲んだ子どもたちは元気を取り戻し、正義の味方に変身。怪人をやっつけて再び村に平和が訪れる」という分かりやすいストーリー。2019年にセネガルの3集落で実施した実証実験では、355人の子どもたちが紙芝居を楽しみ、その際に行った調査では、参加した子どもたちの全員が「安全な水」の大切さを理解していた。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

現場での試行錯誤を重ね、汎用性の高い効果的な取り組みとして世界各地で展開(本年度の活動はコロナの影響で見直し)。

プロフィール

住民による自主運用や保守が可能な浄水装置「ヤマハクリーンウォーターサプライシステム(YCW)」は、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」及び目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」を実現するために有効なインフラとなり得ます。20年3月末現在、アフリカや東南アジアを中心に41基が稼働しており、導入地域では疾病件数が著しく減少(当社調べ)するなど成果を見せています。

世界では「年間52万人以上もの乳幼児が下痢症により命を落としている(WHO)」という悲しい現実があり、YCWの導入促進と導入集落における更なる利用促進は、人々の衛生的な健康生活に直結すると考えられます。長い間、河川等から汲み上げる水を生活水としてきた人々に「安全な水」の重要性を更に深く理解してもらうために、YCWの設置に加え、現地の環境に即し、更には世界の各地域で展開・応用が可能な汎用性の高い啓発活動のパッケージが必要でした。