取組紹介

廃棄される素材を生かしてそのまま肥料に「100%有機質・京の豆っこ肥料」
京都府与謝野町
第8回グッドライフアワード
活動拠点:
京都府与謝野町
WEB:
https://agricycle.jp
Facebook:
https://www.facebook.com/yosano.town/

取組の紹介

京の豆っこ肥料は、町内・近隣地域で確保できる天然素材を原料として作る、与謝野町オリジナルの100%有機質の肥料です。全国でも類を見ない「行政が有機質肥料を製造し、町内の農家が購買する」ことで、大地の恵みを大地に還す「自然循環農業」という循環の仕組みを構築しています。また、美しい土壌の生成に寄与することで、農産物の食味の向上や生物多様性の維持にも貢献しています。

与謝野町には畜産業がなかったため、農家は堆肥を作った土作りが難しい状況でした。そのような中、「大地の恵みは大地に還す」をモットーに、本来は廃棄される天然素材を原材料とした有機質の肥料づくりに取り組みました。現在では、水稲作付面積の約20%に使用されており、自然との共生をめざす農家が増加しています。そのことにより、代表的な作物であるコメの販売価格の向上や耕作放棄地の拡大防止を実現するとともに、農業を軸とした交流人口を拡大しています。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

京の豆っこ肥料の生産量の増大とさらなる普及に努めるとともに、IoTなどの技術を活用して新肥料の開発や生産性の向上、民間事業者との連携を進めていきたい。

プロフィール

平成18年3月、加悦町・野田川町・岩滝町が合併して誕生しました。大江山連峰、野田川、阿蘇海など、山川海が一体となった、豊かな自然環境のもと、地場産業である織物と農業を中心としたづくりの力によって発展してきました。近年では、ビールの原材料のひとつであるホップ栽培(一部に京の豆っこ肥料使用)に取り組み、各地の小規模ビール醸造所に原料を提供できる「日本初のフリーランスのホップ産地」として定着しつつあり、住民と行政が連携し、新たな挑戦を重ねています。