取組紹介

ふく射をコントロールすることで実現する
省エネ+安心・安全・健康な街づくり
~床ふく射冷暖房を中心とした提案活動~
トヨタ自動車株式会社
第8回グッドライフアワード
活動拠点:
全国
WEB:
https://global.toyota/

取組の紹介

私たちは地球環境問題に貢献するため「ふく射コントロール」をテーマとし、様々な提案や開発を実施することで、省エネだけでなく安心・安全・健康な街づくりの構築を目指しています。
その実現に向け、数々の実績を残しつつある「床ふく射空調」を中心に、「ダブルスキンシステム」「CLT建築」の技術を連携させることで、その効果をさらに有効に働かせることを実証しています。私たちは、この3つの技術の相乗効果を提供する『オンリーワンチーム』を構築し活動しています。

『床ふく射空調』、『ダブルスキンシステム』、『CLT建築』は、それぞれ開発・提案活動の中で様々な実績を積み重ねてきました。本応募においては、床ふく射空調のさらなる潜在能力を引き出した事例として、豊田喜一郎ホール、トヨタ産業技術記念館をご紹介します。また最新開発事例として、ローコスト化を実現したダブルスキンのさらなる性能向上を実現した新換気システムや、三位一体システム(断熱/遮熱・熱利用・発電)をご紹介します。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

床ふく射空調をさらに効果的、安定的に作用させるための「高度なふく射コントロール技術」として、自動追従型ガラスファサードをご紹介します。

プロフィール

私たちは、建物のCO2を低減させるため“ふく射コントロールする”ことを軸として、様々な開発・提案を行っています。特に、ふく射を利用した空調については、実績を積むごとにその効果の大きさを実感。その力をさらに引き出すためには、熱負荷としてのふく射をコントロールする、ダブルスキンシステムやCLT建築が非常に有効な技術であることがわかってきました。これら3つの技術の連携より、快適性・意匠性・省エネ性の相乗効果のみならず、安心・安全・健康な街づくりにつなげていきます。
床面からのふく射によって、室内全体を均一に空調することができる「床ふく射空調システム」、熱負荷としてのふく射を建築側でコントロールする「CLT」、特に窓面に着目した「ダブルスキンシステム」。これら3つの技術の相乗効果を提供するオンリーワンチームを構築し、活動の輪を広げています。
先に述べた3つの技術は当初別々に活動していました。CLT建築は関連法規の整備が2016年より進み徐々に活動。床ふく射空調についても同年に開発の目途がついてきました。ダブルスキンについては2015年にユニット化が完了しました。これらの活動を別々に行う中で、次のような課題を相互に補うことができると気が付き、3つの技術の連携を実現するためのチームの構築を実現させました。
課題① CLT建築の意匠性や居心地よさを表現するには、気流空調では限界がある
課題② 床ふく射空調において、ふく射負荷が大きいと能力が低下する
課題③ 一般ダブルスキンに比べ、大幅なコストダウンは実現済みであるが、空調システムとの連携による、さらなる大きな効果が必要である