取組紹介

「森 里 海 ひと いのちめぐるまち」の実現を目指して
~産学官民が連携した生ごみの再資源化~
宮城県南三陸町
第9回グッドライフアワード
活動拠点:
宮城県
WEB:
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/town.minamisanriku

取組の紹介

南三陸町は「森 里 海 ひと いのちめぐるまち南三陸」をまちづくりのコンセプトに据え、2015年に生ごみやし尿汚泥を電気や液肥に変換するバイオガスプラントを開所し、域内で資源が循環する取組みを開始しました。多くの住民に参画いただくために、産学官民が連携してさまざまな施策を実施しています。一部の施策は行動経済学やICTなどの最先端の知見や技術を活用しています。

バイオガスプラント開所前は年間4,607トンの可燃ごみを焼却処分していました。また、南三陸町には可燃ごみ処理施設がないため、近隣自治体に年間約8,000万円を支払い可燃ごみを処理していました(平成19年実績)。
現在、年間約1,770トンの生ごみやし尿汚泥を再資源化し域内で循環させています。また、住民の環境問題に対する意識の変化もあり、可燃ごみ処理費も年間約5,300万円と大きく減少しています。(令和2年実績)

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

生ごみ再資源化100%を目指して行動経済学や心理学やICTなどの知見や技術を活用し状況を改善すると共に、近隣自治体と連携してさらなる再資源化を目指す。

プロフィール

宮城県北東部に位置し、三陸海岸の南部に位置する、リアス式海岸の豊かな景観を有し、三陸復興国立公園の一角を形成する、面積163.40km2、人口12,267人(令和3年8月末現在)の町です。

2011年3月に東日本大震災が発生、南三陸町は甚大な被害を受けました。その時、特に問題となったのは電気・石油・ガスの入手でした。南三陸町はこれら資源を町外から入手していたため電気石油ガスの入手は困難を極めました。そこで南三陸町は生きることに必要な最低限のものをできる限り地域内でまかなうために、バイオマス産業都市構想を定めました。その中核であるバイオガスプラント(南三陸BIO)を2015年に開所し、生ごみを域内で循環させるプラットフォームを整備しました。その後、私たちの取り組みに共感し、団体等と連携して、さまざまな取り組みを実施し、地域の資源循環を促進しています。